16、ついに!オペ当日 2017/5/30
ついに!オペ当日 2017/5/30
ついに!この日が来た。
麻酔科からのオペ説明に呼ばれた。
麻酔科医『よく麻酔の後、ちゃんと目覚めますか?と聞かれるんですが、
最近の麻酔は、点滴から入れているので、この点滴麻酔を切ったら
5分で目覚めます!』キッパリ✨🤨
マル『え~~~!!凄い!そうなんですね~~!!』😳
麻酔科医『稀に5分で目覚めない方がおりますが、その場合、
脳梗塞、心筋梗塞など、他の疾患が合併して起きていて目覚めない
という事なので、これは
麻酔科のせいで目覚めないわけじゃありません』🤨
マル『なるほど』😳
麻酔科医『あと、これは個人的なお願いですが、最近 麻酔中に
楽しい夢を見る方が多くなっているようです。
でも、何となく楽しかった、とか、
楽しい夢を見たような気もするけど覚えていない
とかいう方が殆どなので、もし、麻酔中に楽しい夢を見られて
覚えておられたら是非教えてください!』 🧐
マル『そうなんですか!?そんなミッションンがあると、麻酔も怖くなくて
楽しみになりました♪どんなの見るかな』😋
というような麻酔科の説明も終わり、あとはオペに臨むのみとなりました。
大学病院の先生方は、皆さんとてもユーモアあり、
話す口調も穏やか且つ丁寧で、イメージしていたのと
全然違っておりました。
主治医の先生に至っては、教授先生なのに、とっても気さくで
楽しくて、いつもニコニコしていて、先生にお会いするだけで
ほっこり和んで安心できました。
教授と言うとやっぱ、財前教授が浮かびますよね。ガタブル
今やゼーンゼンあんな雰囲気皆無です(笑)
私のオペは午後からという事で待っていましたが、
予定通りの定刻12:00ジャストからオペ室に来てください、との事で、行きました。
看護師さんと歩いてオペ室に向かいます。
家族は、エレベータ前でお別れ。
オペ室前で、何人もの医師や看護師さんが待機していて
『よろしくお願いします』と挨拶をする。🙂
『あちらにあおむけに寝てください』
と言われ、真中に鎮座していた狭い手術代の上に寝転んだ。
そう、麻酔を入れるまでは 完全に『セルフサービス』
ひじ置きが出され、ここに肘を置いてと言われるままに行動する。
左手の甲から点滴の針を入れた。
点滴と繋がれ、
『じゃあ、マスク行こうか』
という指示が聞こえたら、マスクがボフっとあてられた。
マル「??? ○×△◆!!!!!!」←クルシーーーーーーー
チョーーーーピッタリフィットな、多分ちっちゃい(目を閉じてて見てないのよ)(ゴム臭のする)マスクが
『鼻口~~~』
ってピタッとくっつくように私の鼻口に押し付けられる。
マルの頭の中(え~~~~!マスクって、ドラマで見るような
ブカブカした透明のヤツみたいんじゃ ないんか――い!)
苦しいな~・・と思いながら、薄っすらもがくマルの口元に合わせて
マスクもピタリと当てられてる。(笑)
麻酔医『それでは、点滴から麻酔入れて行きますね~』
マル『…ハーイ』(トオクカラ キコエル ヘンジ テキナ)
ピッタリマスクの中で、条件反射的に返事をした。
マル『・・・・・・。え!?あれ?どうしよう・・。😫
普通に意識あるんだけど!…。麻酔、効いてないよ・・? 』(汗だく)
と、1分くらい考えていた次の瞬間、
『マルさ~ん!終わりましたよ~』
って言葉が聞こえたと同時に、演奏会をしていた風景がブワッと去って行った。
麻酔科医『何か、夢見てました?』
『あ~、演奏会してた夢見てました~。
なんか楽しかった~』
コレがオペ後に生き返った後 発した第一声。(ドンダケ ラッパガ スキナンダヨーー)
その後、麻酔医に聞かれたとおりに受け答えをしていたけれど、病室に帰って、
家族に訊かれた事を答えてはいたけれど、
その辺の会話は余りはっきり覚えていない。
という感じに、マルの
『皮下乳腺全適出、乳綸乳頭温存術』&『ティッシュエキスパンダー挿入術』
は成功のうちに幕を閉じたのであった。
オペ室に入って出てくるまでの経過時間およそ6時間。(合計)