10、ついに!生検、結果発表~~~。2017/3/28
ついに!生検、結果発表~~~ 2017/3/28
ドンドン パフパフ~ 😫
さて、ついに自分の病巣がどんな奴なのかハッキリする日がやってきた。
今日の組織検査の結果で、我が『悪性新生物』の名前と顔と性格が分かるらしい。
緊張しながら先生の前に座る。すると、今までの結果発表時より少し、表情が柔らかい。
マル 「ン?ナンデ ヒョウジョウガ ヤワラカイノカナ?」 ココロノナカ キタイ
先生『結果が出ました。
浸潤性乳管癌です』 ヒーーー ヤッパリカーーーー。オイーナンダヨーーー。😨
幸い、核グレードは1、リンパ転移も今のところないでしょう。
女性ホルモンを餌に増殖するタイプのなので、
術後はホルモン治療が中心になります。
この結果だと、今の時点では抗がん剤も必要ないでしょう。」
マル「あー・・・大人しい奴で良かった。」アーネ、ダカラヒョウジョウガネー😯
さて・・ここで、我ながら不思議な人間の感情を垣間見た。
細胞診は、癌細胞「らしき」ものがある場所にエコーを見ながら細い注射針を刺し
ちょこっと細胞を注射針に吸い上げてその バラバラになってる組織の断片から
異型細胞「らしきもの」を病理検査で見つけ出し、大丈夫なものから
あやしいものをクラス1~5に分けて、生検に進むか否かを決める前段階の検査。
そこで、クラス4~5になったらほぼ確実にクロなので、
生検に進み、病巣部自体をバッチンと切り取って
自分の組織自体を直接、丸ごと診断してもらうという病理検査。
細胞診は、誰にも言わず、結果が出るまで「良性」と信じ、自分1人で聞きに行き、
先に書いたように「血の気が引く思い」になったけど、今回はもう、
ひと月前にまさかの悪性(疑い)😱
発表を1人で聞き、ほぼ悪性だろうと言われた時点で、もう
楽観せずに「悪性」だろうと腹をくくっていたから、
『あーー・・大人しいヤツで良かった~~』となったわけで。😶
人間の『考え方』って、凄いな―と思った。
さて、そんなこんなで私の「乳がん確定」が発表されました。
私が向かうべき 次のステージは
『今後、どういう治療をして行くか』という段階に突入です。
私の状態の乳がんだったら、乳房温存術も可能です、と言われました。
病巣部周辺を少し大きく取り、後は放射線を毎日1ヶ月あてに通うという選択。
そうすることによって、
全摘した乳房と再発率はほぼ変わらない
というデ-タが上がってる、と。
でも、やっぱり乳腺を残すとなると、残す量が多くなればなるほど
全摘よりは再発リスクは上がります。との事も付け加えた。
マルの年齢はまだ43歳。がん年齢としたら若い方。
性格上、再発の可能性を持ちながら今後の人生、
ビクビク暮したくない!という思いが強く
初めから温存術という選択は外していた。
というわけで、右乳房全摘出後、再建術を視野に入れるよう
になり、その意思で固まりつつあった。
そんな中、ここ1ヶ月、色々リサーチしていた中で、色んな事を色々知ってる方から
『乳房再建をするなら、○○大学病院の乳腺外科と形成の連携が良いらしいよ!
私の家族が乳がんになったら、迷わずそこの大学病院を勧める!』
という力強いお言葉を得て、これはもうそこに紹介状を書いてもらって転院だな、という事で、
乳腺クリニックの先生に紹介状を書いてもらおうと伺いました。
しかし、転院したいという旨は、どう切り出せばいいのかな・・
と思いつつ、再建を視野に入れているという話をすると、
「再建術は、当乳腺クリニックでは取扱いが無いので、大きい病院を紹介します。
どこか行きたいところはありますか?」とタイミング良く言われ、
「あ!!○○病院の○○先生にお願いします!」
という事で、早速 ○○大学病院の予約を取ってもらい、スムーズに転院する事が出来ました。
『先生、ありがとうございました。
先生の的確で丁寧な診察のお陰で
マルは、初期の小さい段階で癌を見つけられました。
本当に、感謝しています。』
そう伝えると、先生は
『そう言っていただけると、非常にありがたいです』
と、相変わらずのクールな笑顔で 締めくくってくれた。
さ~、次の大学病院の初診からはオペの話になるぞ・・・
そう思いながら、この乳腺クリニックを卒業した。