2、「要精密検査」の連絡。2017年2月14日

あれは忘れもしない2017年1月25日、生理が来る丁度1日前に乳がん検診

40歳になって初めて受けに来て、マルは43歳だから、人生2回目のマンモ検診。

マンモグラフィーの検査と、子宮がん検診を同時に受けに 市の検診に出向いた。

待合でママ友にも会い、待ち時間が楽しいお喋りで潰せて一石二鳥だった。

その後、順番が来て淡々と検査も終わり、じゃあねまたね~!と帰る。

そんな、普段と変わらぬ日常に組み込まれている 何の変哲もない市のがん検診。

その事すら忘れてた2017年2月14日バレンタインデーに1本の電話があった。

住んでる市の『健康対策課』と着信名が出ている。

(え・・・なに?この時期にイヤだな。。)←(心の声)そう思いながら出た。

『市の健康対策課ですが、マルさんですか?』

『はい、そうです。・・・!!!』

先日受けていただいたマンモですが・・精密検査になりました。

『ええ~~~~!!!(しばらく絶句)・・・マジですか・・(コワい・・)』

『先日のフィルムと紹介状をお渡ししなければならないので、こちらに来れる時間はありますか?

それとも、こちらからマルさんのお宅に伺いましょうか?』

『あ・・いえ・・こちらが行きます。1時間後くらいに伺います』

・・・ス――――っと血の気が引いて行くのが分かった。

右のおっぱい。って言ってたな・・

電話を切った後、触ってみたけどしこりの『し』の字も分からない。

フィルムを取りに行ったら、担当の保健士さんは

『マンモで引っかかる方はたくさんいますよ。それで精密検査してほとんどの方が乳腺炎などです。怖いでしょうけど、早いうちに行くのは良い事ですよ。』

と、話してくれて少し気が楽になった。

マルは子どもも2人産んだし、全部母乳で育てて おちちもよく出たし、乳腺炎なんて無縁の超優秀なおっぱいだしな~・・大丈夫よね~。とか考えてた。

家系に乳がんの人もいなかったし、おちちに関してはノーマーク。

「乳腺外来」なんてのに通った事すら無いし、そんな専門クリニックの存在すら知らない。

とりあえず、マルの住む地域の人気の乳腺外来を訊いてみると、

2か所、人気のクリニックを教えてくれた。そのうちの一つの

『○○クリニックがここからも行きやすいし人気ですよ』

と、教えてもらった。

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